【1年経過】ファッションデザイナーのお仕事って何してるの?

こんにちは♩アパレル企画職・デザイナーとして勤めだして約1年たったので、

普段しているお仕事についてご紹介しようと思います。

ファッションデザイナーの違い

ファッションデザイナーと言っても、働く形態は様々です。
メーカーに勤めて自社ブランドの企画をする方、OEMと呼ばれる他社ブランドの企画を請け負ってデザインする方、自分でブランドを立ち上げて独立デザイナーとして企画する方、、
それぞれによって仕事の方向性や難しさは違ってきます。
ここではメーカー勤務の自社ブランド企画デザイナーの仕事についてご紹介します!

主な仕事の流れ

構成

シーズンの始まりに、まずシーズンマップという大体の方向性やイメージ、色の配色を決定するための資料を作ります。これはシーズン全体を通して方向性がブレていかないようにするためです。そして複数のデザイナーが同じブランドを企画するときも、全体としてのまとまりを作るために役に立ちます。

そして、次の段階として全体の素材数とアイテム数の構成をします。
大きい会社や複数のブランドがある会社だとMD(マーチャンダイザー)と呼ばれる複数のブランド全体を統括する指揮官のような役職の人がいたりもします。
MDは市場の分析をしたり、価格を決めて商品の販売戦略を立てたり、商品ラインナップを整えたり調整したりします。

デザイナーはMDがいれば計画に従ったり、規模が小さくMDがいなければ自分で上記を計画して企画に落とし込んでいきます。そして素材とデザインのバランスや数を構成します。

素材選び

素材の構成が固まったら生地を選びます。生地の選び方は自由ですが、主に3つの集め方があります。
まず1つめは海外の生地から選ぶ方法です。主に海外生産のブランドに多いです。中国や韓国にはアパレル業界御用達の巨大生地マーケットがあるので、そこで自分でスワッチと呼ばれる生地サンプルを集めたりブローカーさんに依頼したりして、そこから好きな素材をピックアップする方法です。
(参考:広州の国際市場で生地探し!初めての海外出張
2つめは国内生産に多いですが、日本の生地メーカーのショールームで集めたり、営業さんと商談の中でオススメを提案してもらう方法です。こちらも生地見本をもらうことができます。
3つめはオリジナル生地生産をする場合です。直接、お世話になっている工場や生地屋さんに生地のクオリティや風合い、ロット、コスト、納期の希望を伝えて生地作成してもらう方法です。

いずれかの方法で集めた生地見本の中から最終的に企画に使えそうな生地を選んで次の行程に移ります。

デザイン決定

選んだ生地を元に、その素材に合うデザインを具体的に決めていきます。
大まかなアイテム構成は初めにできているので、ここではより具体的に服の形、寸法、ディテールデザイン、価格帯の目安まで落とし込みます。
また、ブランド内でコーディネートが組めるように企画することも大切です。コーデが組めないと販売の商談で営業さんが提案しにくくなるためです。
ここで最も重要になってくるのは、選んだデザインに必要な用尺(生地の量)におおよそ見当をつけてコスト意識を持つことです。

商品の価格の基本は
【素材の単価×用尺+工賃や輸送費等】です。
つまり、高い素材で布感たっぷりの服がいいと思っても、それがお客さんの金銭感覚とあまりに離れていると、どれだけ商品が良くても売れない服となってしますからです。

私も初めは職人気質になってよくありました、、
『いいものを作りたい!』
その想いだけで出たとこ勝負の服を作って、結果惨敗。
高すぎて誰も買わない、よってロットが足りなくて、
結局、量産段階で生産中止となってしまった企画もありました(涙)
私みたいにならないためにも、生産してお客様に届けられる商品づくりをしましょう♩

この段階で人にデザインを伝えるためにデザイン画を描きます。

企画会議

ここで社内の人間に対して、企画のプレゼンを行います。
もちろん会社によってもっと細かく複数回打ち合わせをするところもありますが、最終決定をするための会議はとても大切です。
これまでの自分の考えやアイデアを資料に落とし込んで、イメージ写真やデザイン画を見せながらしっかりと説明します。

サンプル発注

会議で決まった内容を元に、指示書という資料を作成します。指示書とは、服の縫製説明書のようなもので、生地の品番から商品の絵型、縫い方、寸法まで必要なことは全て書いてある資料です。こちらを作成して、工場へ発注書と一緒に送付してサンプルの作成を依頼します。

サンプル検品・修正指示

私の感覚では大体2週間後くらいまでにはサンプルが仕上がり工場から届けられます。そのサンプルのサイズが指示どうりに上がっているか、縫製に問題はないかを検品します。問題がなかった場合も、改善点などをまとめて修正指示の資料を作成します。

量産発注

最後に発注数量を決めて、量産のオーダーをしてデザイナーの仕事のサイクルは終わりです。このサイクルを年に4回行なっています♩

デザイナーになりたい方へまとめ

デザイナーのお仕事、少しはイメージ掴んでいただけたでしょうか?
服のデザインをひたすら絵に描くことばかりをイメージしてしまいますが、人に伝えたりデスクワークしたりも実は大切なお仕事のひとつです。
私も、実際に働くまでは漠然としか分からず、ネット検索してもイメージが掴めなかった部分です。
今回は、アパレル企画デザイナーになりたい勉強中の学生さんや、デザイナーを夢見る転職活動中の皆様のお役に立てれば幸いです!

またね♩




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